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Author:小夏
恋する暴君(BL漫画)を語りたいがためにブログを始めたど素人です。ど素人なので温かく見守って頂けたら幸いです。

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(ss)ボーイズトーク

うpしてなくてすみませんorz
私は素敵に無敵に元気でーす!!

今日は久々のssです。
森永君と山口君が、ひたすらくっちゃべってます。
兄さんはほとんど出てきません(´Д` )
この話で出てくる星野さんは森永君と山口君の同級生の女の子という設定です。 「なぁ森永、お前の周りにゲイっているか?」
「ぶっっっ!!」

秋も深まってきて、風も心地よく感じるようになった昼下がり、突然降ってきた山口からの問いに森永は飲んでいたコーヒーを思いっきり吹いた。

大学内の自販機で売っている、紙コップのコーヒーなのでウン十円と安いから大丈夫……と値段はどうでもいいのだ。
問題は突拍子もない友人からの問いだ。

お互い実験で忙しかったため、なかなか話す機会がなく、やっとこの昼休みでゆっくり腰を据えて話すことが出来たのに、まさかこんな話題になるとは夢にも思わなかった。

「なっ、なんでそんなこと聞くんだよ?」

内心自分の性癖がバレたのか、とびくびくしながら聞き返したが、山口は「ん? ああ……」と平然としていたのでそうではないようだ。

大体この学校で自分がゲイだと知っているのは宗一だけである。
……バレていない限りは。

「実は星野がバイト先のやつに告ったらしいんだけどさ、あえなく玉砕。自分はゲイだから付き合えないって断られたんだとよ。」

「へ、へぇ……それで?」

口元を手で拭いぬがら平然と話を聞こうと努めるが、目がきょろきょろとし、挙動不信になってしまう。

そんな森永の様子に気づくことなく山口は話を続けた。

「だからさー、それ聞いてそんな身近にゲイっているんだなぁって思ってさ。別に偏見してるわけじゃないけど俺の周りにはいなかったからさー」

すると、山口は森永の首に手を回してグイッと顔を引き寄せたかと思うと、神妙な面持ちをし、耳元で囁き始めた。

「なあ、お前の知り合いにゲイっているのか?」
「……」

まさか自分が『そう』だとは口が裂けても言えない。
また、自分が『そう』だから周りにもいると言うことも出来ない。

「や、俺の周りにもいないよ……(誤魔化しておこう)」
「やっぱそうだよなー! そうそういないよなぁ! 星野は運が悪かったんだな」

山口はけらっと笑い、森永に回していた腕を解いてコーヒーを飲み干した。
森永は友人を騙している気がして複雑だったが、流石にカミングアウトはしない方がいいだろう。


「なあ……巽さんってゲイなのかな?」
「ぶっっっっ!!」
 
この話が終わったと思って安心した矢先、またしても山口からの衝撃発言に、先程よりも更に豪快にコーヒーを吹いてしまった。
 紙コップの中のコーヒーはほとんど飲まずに終わってしまった。

「こっ、今度は何だよ……」

「いや、だってさ、あの人ってあんまり人と仲良くするイメージないじゃん? でもお前とは仲いいからさ。だから……もしかしたらそういう意味でお前のことが好きなんじゃないかなーって」
「……」

「って森永……大丈夫か??」

すっかり空っぽになってしまった紙コップを握りしめたままあんぐりとなってしまっている森永を見て、どうやら山口は本気で心配し始めたらしい。

「悪いな、俺マジで変なこと言って……」

「(ぼそり)そうだったらいいのにな」

「はっ?」

思わず本音が出てしまった。
本当に、もし宗一がゲイだったら素直に自分の気持ちを受け入れてくれていただろう。

「いや、そうだったらもっと優しくして貰えるなと思って」
「ああ、確かにこき使われなくてすむもんな!」
「あはは、そうそう」

どうやら上手く誤魔化せたらしく、二人で暫く笑いあった。

「でもな、森永」
急に笑うのを辞めた山口が少し真剣な面持ちで森永に向き直って話し始めた。

「好きな子だからこそつい辛くあたるっていうパターンもあるだろ」

「俺のこと好きだからこき使ってるってこと?」

「そうそう」

「いや、俺のこと好きでも嫌いでも、誰であっても先輩は人をこき使うよ」

森永の言葉に二人で顔を見合わせ、「そりゃそうだな」と山口が納得すると、また二人して笑い話始めた。


「……楽しそうだな」

「あはは、ん……って先輩!?」

「おっ、俺もう行くな! じゃあな、森永!」
「おっ、おいっ山口!」

ひとり取り残された森永は恐る恐る後ろを振り返った。

「あのー、先輩いつからいましたか?」
「誰がホモだって?」
「……」


今日はいつ帰れるのだろうか。



同級生トークもたまにはいいもんだな、と思います。
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